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江戸の絵入小説
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江戸の絵入小説
A5判・328頁
ISBN4-8315-0991-4 ISBN978-4-8315-0991-8
品切
2001 年発行
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江戸後期を代表する文芸ジャンルの一つ、「合巻」。この小説形式が生まれ、はや200年。絵表紙の華やかさや摺の美しさ、そうした外見と絵組の妙、物語の面白さにより、今もって読む者を魅了している。絵と文を駆使した独特の紙面形態が生み出す表現のあり方に注目し、特色を照射した合巻論。主要目次●第一章 表現手段としての絵と文 第一節 草双紙の物語性と文体/第二節 書入の機能/第三節 絵の流れ、物語の流れ/第四節 後期戯作の会話文 第二章 趣向としての形式 第一節 読み物としての合巻-三馬合巻の文体-/第二節 『読本仕立 敵討闇夜烏』をめぐって/第三節 舞台を描くということ-種彦合巻を中心に-/第四節 明治期草双紙における「正本製」 第三章 物語の時空 第一節 合巻のなかの当世風景/第二節 忠孝と真情-文化期草双紙の遊女像-/第三節 嘉永初頭「朝顔日記」ものの展開 第四章 墨川亭雪麿について 第一節 墨川亭雪麿と戯作/第二節 墨川亭雪麿活動年譜稿他 |
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