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日本思想史学 第35号
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日本思想史学 第35号
A5判・246頁
ISBN4-8315-1057-2 ISBN978-4-8315-1057-0
2003 年発行
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特集・大正思想史の諸問題 2002年度シンポジウムの成果。主要目次●大正思想史の諸問題-関心の所在-=平石直昭/大正デモクラシーと大山郁夫=黒川みどり/近代日本のアナーキズム思想の構造-丸山真男の忠誠・反逆論との関連-=板垣哲夫/大正思想史とアジア・ナショナリズム=和田守/「社会の発見」とその影-シンポジウム雑感=苅部直/[パネルセッション1 思想の学と書物の学と]思想の学と書物の学と-パネルセッション編成の趣旨-=高橋章則/江戸後期の医学の場合-幕府医学館の学績を中心に-=町泉寿郎/伊勢の蔵書家-伊勢商人竹口家の人々とその蔵書-=高倉一紀/学問の形成と「書物」の集積=高橋章則/[パネルセッション2 津田・村岡・和辻の「天皇」論]津田・村岡・和辻の「天皇」論-趣旨説明-=田尻祐一郎/津田左右吉と「天皇」=田尻祐一郎/村岡典嗣と「天皇」=畑中健二/和辻哲郎の「天皇」論-「生ける全体性」と「神聖なる「無」」とのはざまで-=田中久文/[研究史]近代仏教とアジア-最近の研究動向から-=末木文美士/[論文]手島堵庵による石門心学の創出=高野秀晴/橘守部の神典解釈-「タブー」の神学-=東より子/平田篤胤の転生観=中川和明/<もの憑き>を語る儒医-近世日本における医家の自己規定とその諸相-=兵頭晶子/窮理学の流行をめぐる磁場-福沢諭吉と戯作者たちの啓蒙時代-=秋田摩紀/「宗教」の再構成-西周における啓蒙の戦略-菅原光/[書評]佐藤弘夫著『偽書の精神史-神仏・異界と交感する中世』=三橋正/黒住真著『近世日本社会と儒教』=中村春作/鈴木暎一著『国学思想の史的研究』=表智之/星山京子著『徳川後期の攘夷思想と「西洋」』=本郷隆盛/中村春作著『江戸儒教と近代の「知」』=高坂史朗/[報告]2002年度大会の概況 |
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