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幕末期の思想と習俗
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幕末期の思想と習俗
A5判・368頁
ISBN4-8315-1097-1
ISBN978-4-8315-1097-6
2005 年発行
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| 伝統思想に規定された知識人主体の独自のあり方を、フェミニズムやジェンダー史の視点から、より豊かに捉える幕末・近代思想史研究。主要目次●Ⅰ １幕末儒学史の視点 一 儒学史におおける幕末／二 実学思想－あるいは「天人合一」 ２「誠意」のゆくえ－大橋訥菴と幕末儒学史 一 訥菴の攘夷思想／二 攘夷の「実戦」のために／三 尊王攘夷のゆくえ ３山田方谷の世界 一 構成造為の弊－朱子学批判／二 知覚感応の自然－陽明学の彼方に／三 気の天則－自然の哲学 ４一つの兆民像－日本における近代的世界観の形成 一 「心神ノ自由」ということ／二 「ナカエニスム」の形成／三 近代的世界観としての「ナカエニスム」 ５日本の近代化と儒教的主体 一 儒教における幕末／二 日本近代と儒教 Ⅱ １平田篤胤と民俗的世界－『玉襷』をめぐって 一 巷の民俗的世界／二 屋敷神と祖霊／三 「久延毘古神」の位置 ２幕末国学の性格－六人部是香の場合 一 篤胤と是香と／二 是香の「産須那社信仰」／三 「民俗の世界」 ３幕末国学の幽冥観と御霊信仰 一 平田篤胤の場合／二 六人部是香の場合／三 中瑞雲斎の場合 ４宗教史のためのノート－尾藤正英『江戸時代となにか』に寄せて 一 祖霊崇拝の構造／二 「家」と国家 Ⅲ－補論 １民権志士の政治文化 一 志士と民衆と女性／二 たたかいとられた敗北 ２明治革命とフェミニズム |
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