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カミと日本文化〔新装版〕
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カミと日本文化〔新装版〕
四六判・224頁
ISBN4-8315-0338-X ISBN978-4-8315-0338-1
1988 年発行
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日本社会の原質とその将来 神道は時代時代の衣装をまとった〈着せ替え人形〉だとして、仏教・儒教・国家主義といった衣装に惑わされることなく、その本質にあるムスビ=生産性と水稲農業文化との関連に注目する卓抜した文明論。 ●目次● 序 章 神道および神道史研究の盲点 神道と日本文化史―神道着せ替え人形論 三輪の神―原始信仰の生き残り 第1章 カミとクニと世界 伊勢の平瓮―神道の神観念 「建邦の神」―神道の世界像 第2章 カミと仏と人 和光同塵と本地垂迹―神道と文芸 『愚管抄』と『神皇正統記』―神道と歴史 日光東照宮―神道と人間祭祀 『曾根崎心中』―神・儒・仏の役割分担 台湾の道教廟―神道と道教 第3章 神道と自然科学およびキリスト教 本居宣長の医学と国学―神道と自然科学 尊王討幕運動とキリスト教―神道とキリスト教 終 章 神道と日本文化 神々の裸身と日本教の聖域 日本人の異文明包摂力と神道 日本神道の現状とその行方 神と祭りに見る始原―岡本太郎・石田一良対談 |
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