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文化記号としての文体
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文化記号としての文体
四六判・256頁
ISBN4-8315-0409-2 ISBN978-4-8315-0409-8
1987 年発行
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文学が読者にあたえる感銘とは何か? 従来意味論からしか論じられることのなかったこのテーマを、類いまれな言語感性をもつ著者が、文学作品の文体から論じた、小説よりも面白い作品論。民族の言語文化の規定性をふまえて、そこから独自の表現を獲得する作家たち―保田與重郎・徳田秋声、中勘助、岩野泡鳴、佐藤春夫、泉鏡花、葛西善蔵、牧野信一・武田麟太郎ほか―の日本的感性を解読する画期的評論。 |
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