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鎮魂の中世
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鎮魂の中世
四六判・288頁
ISBN4-8315-0445-9 ISBN978-4-8315-0445-6
1989 年発行
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3000番を下らないといわれる能と中世伝承の世界が抱えこもうとしたものは何か? 神々と精霊、あるいは無数の亡魂、これらを鎮め異界からの断絶をはかり、人間世界の復活・再生を祈るものとして能・中世伝承文学の世界はあった、とする著者の構造論的中世論。目次●供犠(妻争いと入水)/予祝(王権の更新、擬制の英雄神話)/入水(土着と外来、王権と御霊、修羅と再会)/再会(俳優、流離)ほか。 |
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