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説経節の世界
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説経節の世界
四六判・240頁
ISBN4-8315-0590-0 ISBN978-4-8315-0590-3
1993 年発行
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〈山椒太夫〉や〈をぐり〉で親しまれている説経節は、中世末から近世初期に流行した口承文芸であり、浄瑠璃や歌舞伎にも多くが取り込まれている。本書は、説経節の表現の方法を分析し、歴史社会学的な視野に立って、その奏でるエレジーを明らかにしようとした待望の書。目次●説経節と漂泊民の運命/道行文の位相/申し子の位相/まつら長者/さんせう太夫/かるかや/説経節の擬声語・擬態語、ほか。 |
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