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止観的美意識の展開
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止観的美意識の展開
A5判・932頁
ISBN4-8315-0870-5
ISBN978-4-8315-0870-6
1999 年発行
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| 和歌をはじめとする中世芸道の日本的美意識と仏教的世界観と関連を解明する。主要目次●第一部 止観的美意識の概要 第一章 止観的美意識の生成／第二章 止観的美意識の源泉／第三章 芸術と宗教における究極地／第四章 中世芸道における"煩悩即菩提の悟り" 第二部 和歌における「ものと心」 第一章 俊成以前の歌論における"こころの美学"／第二章 もののあはれと本覚思想／第三章 本覚思想における自然の美／第四章 俊成の"さとりの美学"／第五章 『古来風躰抄』序についての諸解釈と本覚思想／第六章中世和歌における「ものと心」と本覚思想 第三部 自然と生命の真如実相 第一章 密教の自然成道と神道の自然／第二章 台密における世間相常住の思想／第三章 安然と翠竹黄花論／第四章 草木成仏思想／第五章 本覚思想の神と自然／第六章 『沙石集』の思想的特色／第七章 禅における"世間相常住" 第四部 芸術の究極妙 第一章 翁猿楽と摩多羅神をめぐる本覚思想／第二章 伝忠尋"翁猿楽口伝"の「正?」と世阿弥の「天台妙釈」／第三章 世阿弥の能楽論／第四章 世阿弥の「天台妙釈」と本覚思想／第五章 禅竹の「幽玄」と本覚思想の「元初一念」／第六章 禅竹の「六輪一露」と本覚思想／第七章 心敬・宗祇の無常述懐と本覚思想／第八章 紹鴎・利休における「茶の本心」と本覚思想／第九章 侘び茶のせいせいと本覚思想／人名索引／書名索引 |
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