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宗教から東アジアの近代を問う
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宗教から東アジアの近代を問う
A5判・536頁
ISBN4-8315-0994-9 ISBN978-4-8315-0994-9
2002 年発行
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6回にわたる日韓宗教研究者交流シンポジウムの成果。主要目次●第1部 総論 日韓宗教研究フォーラム-回顧と展望=鄭鎮弘/民衆宗教と「近代」という経験=安丸良夫 第2部 近代との出会い 旧韓末韓国キリスト教徒の生き方と思惟構造にみられる伝統と近代-濯斯崔炳憲の宗教論を中心として=申光澈(シングアンチョル)/「近代」の衝撃と甑山教運動=盧吉明/韓国近代における社会変動と東学・天道教運動=金洪喆(キムホンチョル)/近代移行期における伝統的社会の変容と民衆宗教=神田秀雄/儒教と宗教-近世日本儒教思想史の視点から=松村浩二/明治期における社会と天理教=幡鎌一弘/「出会いの知」のために=朴奎泰(パクキュテ)/第2部「近代との出会い」コメント 第3部 植民地支配の時代 近代日韓関係と天理教運動=李元範(イウォンボム)/日帝強占期の韓国宗教と民族主義-日帝の植民地宗教政策に対する韓国宗教の対応を中心として=柳聖旻(リュソンミン)/金光教の信仰と一九一〇~二〇年代の融和問題への取り組み=大林浩治/宗教意識と帝国意識-世紀転換期の海老名弾正を中心に=宇野田尚哉/一九四五年以前の時代と宗教=梁銀容(ヤンウニョン)/第3部「植民地支配の時代」コメント 第4部 冷戦体制とその後 韓国の現代宗教と民族主義-維新時代(一九七二~七九)を中心として=尹承容(ユンスンヨン)/光復後における韓国の社会変動と宗教=姜敦求(カンドング)/立正佼成会における伝統の保持と社会適合-「近代化」を手がかりに=梅津礼司/戦後日本の使命観と宗教-世界平和建設とその問題点=ロバート・キサラ/第二次世界大戦後から現在に至る日韓の宗教=島薗進 第5部 宗教へのまなざし 朝鮮末期における中華的世界観の崩壊と民族宗教運動=朴承吉(パクスンギル)/民族の解放と「民族」からの解放=小澤浩ほか |
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