|
近世神道と国学
|
|
|
近世神道と国学
A5判・512頁
ISBN4-8315-1005-X ISBN978-4-8315-1005-1
2002 年発行
|
儒学から垂加神道、そして国学へと、天皇をコアとした日本のナショナリズムはいかに形成されたのか。あえて「天皇」「日本」の問題にとり組んだ、もう一つの近世思想史。
●目次● 序章 近世日本における天皇権威の浮上の理由 第一章 林羅山の『本朝神社考』とその批判 第二章 仮名草子における儒仏論争 第三章 増穂残口の神道説と「日本人」観念 第四章 呪術師玉木正英と現人神 第五章 吉見幸和の「神代」解釈 第六章 『書紀集解』と本居宣長 第七章 三輪執斎の神道説-『神道憶説』をめぐって 第八章 慈雲の雲伝神道の思想 第九章 宣長における「心だに」論理の否定-垂加神道と宣長との関係 第十章 本居宣長の天皇観-「天壌無窮の神勅」と禍津日神との関連 第十一章 平田篤胤における日本人「神胤」観念 第十二章 生田萬の思想形成 第十三章 鈴木重胤の鎮魂観 第十四章 大国隆正の「やまとごころ」論 ほか |
|