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江戸の画家たち 〔新装新版〕
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江戸の画家たち 〔新装新版〕
四六判・256頁
ISBN4-8315-1017-3 ISBN978-4-8315-1017-4
品切
2002 年発行
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すっきりと江戸の絵を読む 探幽、春信、北斎、応挙、宗達、光琳、若冲、蘆雪ら、江戸の絵画史を彩る数十名の画家たちは、何を主題とし、どんな技法を用いたのか。また、詩書画一体の画賛物鑑賞の楽しみを語り、該博な知識にのせて絵画の”本歌どり”見立絵を縦横に読み解く。カラー・モノクロ図版多数収載。目次●江戸時代絵画 軽淡の美-序にかえて 第一章 得意の技法 円山応挙の付立/浦上玉堂の擦筆/森狙仙の毛描/俵屋宗達の彫塗/懐月堂安度の肥痩線描/土佐光則の白描/池大雅の指墨/長沢盧雪の水墨/伊藤若冲の筋目描/中村芳中の垂込/久隅守景の外隈/与謝蕪村の草画 第二章 好みの主題 狩野探幽と吉祥画/英一蝶と風俗画/葛飾北斎と漫画/酒井抱一と花鳥画/祇園南海と四君子画/鈴木春信と見立絵 第三章 画賛物の楽しみ 正月・刈田に鶴図/二月・墨梅図/三月・紙雛=犬張子図/四月・花見又平図/五月・卯の花にほととぎす図/六月・夏の皮切図/七月・文読む遊女図/八月・筍竹蜻蜒図/九月・月に雁図/十月・山水図=詩書軸/十一月・蓑虫図/十二月・読書図自画像 第四章 見立絵の鑑賞 蟻通明神と恋する女/普賢菩薩と美貌の遊女/寒山拾得と湯女や町娘/源氏物語のヒロインと浮世の姫君/在原業平と燕子花/酸吸の三聖と和漢の三美人/隠逸の高士と行楽の二美人/王朝の才媛と江戸の遊女/納涼の農夫と町人/法衣の達磨大師と被衣の貴婦人/竹林の七賢と七妍そして七犬/遊女の夢と野菜の涅槃 ほか |
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