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世界のなかの日本学
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著者 | 財団法人日本国際教育協会東京国際交流会館 |
| 神戸大学国際シンポジウム実行委員会編 |
世界のなかの日本学
四六判・320頁
ISBN4-8315-1042-4 ISBN978-4-8315-1042-6
2003 年発行
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世界の日本学の視点から言語、文化、歴史、社会などの問題群を相互に照らす、東京国際交流館で行われた、平成一四年度夏期国際シンポジウムの報告。主要目次●【第一部 基調講演】日本神話の中空構造=河合隼雄/未来を担う留学生・未来を告げる日本=ベフ・ハルミ【第二部 報告】日本特殊論からの脱却=アンドルー・ゴードン/中国人の日本留学経験と精神構造-「大正」という変化の「はざま」にこだわって=厳安生/文明学としての日本学の再認識-文明としての日本、文化研究としての日本研究=ミコワイ・メラノヴィッチ[講評1]日本文化を横断してその空白を読む-シンポジウム第二日午前の部を司会をして=緒形康/東アジア文化のなかの日本=W・J・ボート/トルコ共和国における日本語教育及び日本研究の現状=アフメト・メテ・トゥンジョク/遣唐留学生から学ぶ東アジアの文化交流=崔博光[講評2]「日本学」の外へ=樋口大祐/国文学、日本文学、そして比較文学へ-「東アジア学」のすすめ=劉建耀/大学の国際化-大学教員として日本に残った元留学生の体験から語る=ロニー・アレキサンダー/韓国における日本学の現状と展望=李炳魯[講評3]知のボーダレス時代と「留学」の模索-新たな研究領域の可能性をめざして=朴鐘祐【第三部 パネル・ディスカッション】一、それぞれの方々の日本研究への関心・日本研究のおもしろさについて/二、それぞれの地域における日本研究の位置付けの問題について/あとがき ほか |
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