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近世文学研究の新展開
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近世文学研究の新展開
A5判・762頁
ISBN4-8315-1063-7 ISBN978-4-8315-1063-1
2004 年発行
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天和期芭蕉連句の「を」=佐藤勝明/芭蕉自筆自画『甲子吟行画巻』の成立年次=田中善信/新出曲水宛芭蕉書簡二通(真蹟写シ)をめぐって=雲英末雄/『おくのほそ道』西村本・柿衞本の先後をめぐって=藤原マリ子/「天茄」小考-赤羽学氏説の検証=金子俊之/芭蕉の俳文と『挙白集』-視覚的描写法について=鈴木秀一/「足袋」をめぐる季の問題=竹下義人/『三山雅集』の中の芭蕉句と呂丸・呂笳師弟=復本一郎/惟然の遺品考=沢木美子/蕉風連句における「有心付」の検証-「有心付」は「匂付」にあらず=永田英理/普及と上達のメソッド-支考の指導法=中森康之/美濃派の三?図=大野鵠士/芭蕉五十回忌の美濃派=玉城司/以哉坊の江戸行脚=筧真理子/内藤家と江戸俳壇-貞享から享保における波紋=楠元六男/江戸座の解体-天明から寛政期の江戸座管見=井田太郎/安永期の暁台と尾張俳壇-横井千秋・堀田木吾との関係を通して=寺島徹/「蓼太と南畝」序説-『世説』と『唐詩選』の流行の一側面=池澤一郎/一茶句と近世民謡-一茶句碑の調査に基づいて=マブソン・ローラン/近世軍記の始発と<落城譚>-三大籠城戦の落城をめぐって=阿部一彦/近世前期における陳継儒の影響-三竹・丈山・鵞峰・読耕斎を中心に=伊藤善隆/『好色一代男』と西行の流行-巻七の七「新町の夕暮島原の曙」の視点から=広嶋進/西鶴の人間観-貞享五年の三作品を中心に=森耕一/『武家義理物語』論序説-武家の「義理」への揶揄と諷刺=谷脇理史/結合の可能性-「尤始末の異見」考=竹野静雄/西鶴と「好色本」-初期浮世草子の「江戸下し本」について=中嶋隆/『好色万金丹』巻四の二の一考察-「むすこ」をキーワードとして=岡田純枝/『御前義経記』論の前提=井上和人/前期噺本の表現手法-舌耕文芸の視覚表現=鈴木久美/『金々先生栄花夢』異攷=宇田敏彦/梅朧館主人と飛檄連中-『飛檄』『飛檄随筆』を通して=市古夏生/京伝と累=村田裕司/「捨石丸」を読みかえる-小伝次の成長という問題の再考察を中心に=小澤笑理子/かの子の秋成=嶋田彩司/滝亭鯉丈小考-『明烏後正夢』成立の前段として=棚橋正博/『南総里見八犬伝』第十二回を読む=播本眞一/平田銕胤の越後巡遊=吉田麻子/『経雅卿雑記』拾遺=倉本昭/「巷説児手柏」における藍泉自画像=佐々木亨/明治の常磐津節-名人林中の「間」=龍城千与枝/愛媛県上浮穴郡直瀬伝来『常磐問答』=深谷大/『文苑雑纂』に見る俳諧関係記事-附『中村雑記』所収の卜養作品=倉員正江/白雄評四季句合と北毛俳壇-左部家旧蔵資料の語るもの(その2)=加藤定彦/口合・地口の点帖=中島穂高/『草枕』の文体-その俳文的性格=堀切実 |
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