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近世日本の世界像
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近世日本の世界像
A5判・288頁
ISBN4-8315-1064-5 ISBN978-4-8315-1064-8
2003 年発行
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はじめに/第1章 近世以前の世界観 一 古代の神話的世界観 二 インド、中国の影響 三 三国世界観の形成/第2章 西洋人との出会い 一 三国世界観からの脱却 二 屏風に描かれた世界 三 朱印船の海図 四 旧大陸図にみる交易/第3章 イエズス会による西洋知識の紹介 一 在華イエズス会士活動の余波 二 『坤輿万国全図』の衝撃 三 朝鮮製中華系世界図/第4章 鎖国・長崎-異国への関心 一 最初の世界図刊行 二 西川如見の登場/ 第5章 新井白石のみた世界 一 密入国者で開かれた眼 二 体系的世界地誌書の誕生/第6章 中国経由の西洋知識 一 禁書の緩和 二 本格的な楕円形世界図 三 中国製地図の翻刻/第7章 蘭学-新しい世界観 一 蘭学の興隆 二 双円図の出現と展開 三 地動説の登場 四 蘭学者たちの世界観/第8章 海防と世界地誌・地図 一 経世論と海防論の高まり 二 北辺の探険と地図 三 世界地誌書・地図と飛躍的発展/第9章 公学化される蘭学 一 ゼオガラヒーによる世界知識 二 蘭学の公学化 三 洋学者たちの世界認識/第10章 急速な西洋接近 一 洋学への転換 二 遣外使節の西洋体験 三 方形世界図の出現 四 進化した楕円形世界図/第11章 民衆の空間的世界像 一 生き続けた仏教的世界図 二 三国世界観への執着 三 通俗版世界図/近世世界図関連年表/あとがき/索引 |
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