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武士の思想 [新装版]
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武士の思想 [新装版]
四六判・224頁
ISBN4-8315-1085-8 ISBN978-4-8315-1085-3
2004 年発行
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対峙的人倫観 戦国時代の代表的武将と、近世の『葉隠』や山鹿素行、佐藤一斎らにみられる思想から、〈勝負の構〉〈覚悟〉〈敬〉など武士の精神的特質を追究した積年の研究。武士道理解の基本図書。目次●戦国武士の倫理思想/戦国武士の道〈応仁の乱前後、下剋上の時代、恩義から情誼へ〉/近世の武士の思想〈士道-『山鹿語類』を中心として、武士道-『葉隠』を中心として〉/「敬」―武士の倫理/『言志四録』と『洗心洞箚記』 1 佐藤一斎と『言志四録』 2 大塩中斎と『洗心洞箚記』/山本常朝―葉隠の思想 1 祖父中野清明と武士の精神 2 「私」の否定 3 捨身ということ-『葉隠』のえがく武士道 4 「武士道と云は、死ぬ事と見付たり」 5 「知非便捨」と奉公の心組 6 「知非便捨」と「死ぬ事」 7 「大忠節」と常朝の生き方 8 夢幻観の意味-「奉公一片」「武篇一片」の生の追究 9 日常の場における嗜/初出一覧 |
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