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歴史としての武士道
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歴史としての武士道
四六判・264頁
ISBN4-8315-1115-3 ISBN978-4-8315-1115-7
2005 年発行
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人為の道である「武士道」の歴史的変遷をたどる。主要目次●第一章 武士の登場と「武士道」の誕生 一、「武士道」という道を尋ねて ニ、兵の道と東国の動乱 三、保元・平治の乱と武士道 四、武門平家の武士道-貴族的武士道の終焉 第二章 鎌倉時代 一、源頼朝の天下草創-鎌倉殿と御家人 ニ、鎌倉武士道 三、北条氏執権体制と道理の武士道 四、悪党の出現 第三章 室町時代 一、室町武士道-故実の尊重と教養 ニ、室町武士の教訓・訓誡 第四章 戦国時代 一、戦国武士道-実力器量と男道の世界 ニ、戦国武士道-死生観と「遺言状」 第五章 江戸時代(壱) 一、徳川家康の天下統一-幕藩体制と三河武士の嘆き ニ、士道の形成-士の職分の確立 三、近世大名の処世観と政道論-「鉢植え大名」の意識 四、赤穂浪士の武士道とその評価論争 第六章 江戸時代(弐) 五、元禄武士道-泰平無事の忠に生きる武士 六、『葉隠』武士道-「死狂い」武士道 七、『武道初心集』の武士道-「死を心にあつる」奉公論 八、会津武士道-「ならぬことはならぬもの」 第七章 明治以後 一、武士道の伝統と明治のキリスト者-内村鑑三・新渡戸稲造の「武士道」理解 ニ、武士道の変質と国民道徳論 |
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