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羅山・貞徳『儒仏問答』
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羅山・貞徳『儒仏問答』
ISBN4-8315-1147-1 ISBN978-4-8315-1147-8
2006 年発行
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近世初頭、儒学者・林羅山による仏教批判に対し、俳諧の祖であり、法華信徒であった松永貞徳が答えた論争集『儒仏問答』の初の翻刻と、その研究解説を収録する。教育、親子関係から政治、死生観、人間存在におよぶ思想闘争の記録。主要目次●[本文編]儒仏問答上 仏儒虚実論/因果の理と変化の理論/「論仏骨表」論/守屋論/火の病因果論/無常有常論/儒仏盗用相似論/異端論 儒仏問答中 文字論/揚名論/神好仏論/儒仏大木葛藤論/聖徳太子論/仏書偽撰論/出家論 儒仏問答下 三宝論/崇峻弑殺論/「理」論/仏儒違目事(仏儒水波論/儒仏自然因果論/仇と恩の関係論/仏教中庸論/不孝論/万物不滅論/平等利益論/結語) 参考史料「自駿府遣頌遊状」 参考辞典一覧・註典拠一覧 [研究編] 第一章 羅山貞徳論争の年次と論点/第ニ章 林羅山の仏教批判-朱子の排仏論の偏差/第三章 『儒仏問答』の成立・構造・展開 あとがき 『儒仏問答』本文索引 |
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