|
蕉風俳論の付合文芸史的研究
|
|
|
蕉風俳論の付合文芸史的研究
A5判・336頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1159-1
2007 年発行
|
蕉風俳論の全体像の分析とそれを中世歌論・連歌論・蕉門の俳論の流れの中に位置付ける。 第四回全国大学国語国文学会賞受賞 ●目次● はじめに/ 第Ⅰ部 蕉風連句の分析とその方法/ 第一章 蕉門の式目・作法観 第一節 蕉門の式目観-許六と支考- 第二節 『去来抄』「故実」篇にみる式目・作法観-連歌式目と俳諧式目- 第ニ章 「恋離れの句」考 第三章 連句一巻総評論/ 第Ⅱ部 支考の「七名八体」説の付合文芸史的考察/ 第一章 座の文芸理論-支考の「七名八体」説の浸透と変遷 第ニ章 蕉風連句における「有心付」の検討-「有心付」は「匂付」にあらず- 第三章 蕉風連句における「起情」の手法をめぐって 第四章 蕉風俳論における付合用語としての「会釈(あしらひ)」の変遷 第五章 「色立」という手法 第一節 「色立」の付合文芸史的考察 第二節 色彩表現と俳諧-「色立」の手法の転用をめぐって- 第六章 「拍子」考-句調論から付合論へ-/ 第Ⅲ部 蕉風発句論への視座-「題」「本意」と「実感」「実情」と/ 第一章 蕉風俳論における「本意」の一考察 第二章 「題」の俳論史-詞の題、心の題- 第三章 詩人芭蕉 感性の覚醒-発句表現における「触覚」のはたらき-/ 論文初出一覧/ むすびに/ 索引(人名・書名・初句) |
|