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近代仏教という視座 戦争・アジア・社会主義 |
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近代仏教という視座
A5判・296頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1318-2
C1021
2012 年発行
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近代日本の精神的支柱としての「近代仏教」の諸相を分析し、近代思想史研究の新たな可能性を開拓する。
●目次● 序 近代仏教研究は何を問うのか? Ⅰ 近代仏教を問い直す 第一章 「近代仏教になる」という物語 ―日本近代仏教史研究の新たな視座― 第二章 明治期の「新しい仏教」の形成と展開 ―仏教青年たちのユースカルチャー― 第三章 昭和初期の「新しい仏教」をめぐる動態 ―伝統仏教・新興仏教・反宗教の交渉と葛藤― Ⅱ 国民国家と近代仏教 第一章 政治参加する仏教者たち ―仏教の公共的役割をめぐって― 第二章 ナショナリズムと仏教の共-構成 ―一九二〇年代の国柱会の社会教化活動― 第三章 戦争は罪悪か? ―二〇世紀初頭の仏教者の非戦論― Ⅲ 越境する近代仏教 第一章 仏教アジア主義のゆくえ ―日蓮宗僧侶・高鍋日統の内蒙古布教― 第二章 交錯する超国家主義と仏教 ―宗教的セクトとしての血盟団― 第三章 反戦・反ファシズムの仏教社会運動 ―妹尾義郎と新興仏教青年同盟― あとがき/初出一覧 索引
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