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ジャン=ジャック・ルソーと音楽
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ジャン=ジャック・ルソーと音楽
A5判・512頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1345-8
C1073
2012 年発行
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モーツァルト研究でも知られる著者が、ジャン=ジャック・ルソー生誕300年を祝し、音楽学学徒として歩み始めて以来およそ半世紀に亘るルソー研究を集成。多様なルソー像の中でも忘れられがちな「音楽者」ルソーに照明をあてる。
●目次● 序 章 ルソー祝年三たび――回想の半世紀―― 第一部 昔日の二つの祝年に思う ルソーはまず音楽家だった――生誕二百五十年に寄せて――〔一九六二年〕 情念としての音楽――歿後二百年に寄せて――〔一九七八年〕 音楽史の中のルソー――歿後二百年に寄せて――〔一九七八年〕 生涯の悲惨の慰め――歿後二百年に寄せて――〔一九七八年〕 第二部 私のルソー追想――モーツァルトとともに―― 今、日本で、モーツァルトとルソーの芸術と思想とに思うこと〔一九八九年〕 私の出会い――モーツァルトとルソーと――〔一九九三年〕 今、モーツァルトとルソーを思う〔一九九五年〕 モーツァルトとルソーへの遙かな旅〔二〇〇〇年〕 第三部 ルソーと音楽――総説 ルソーの中の音楽〔一九七四年〕 ルソーの音楽〔一九七四年〕 ルソー音楽の境域〔一九七九年〕 十八世紀のアヴァンギャルド――ルソーの音楽思想――〔一九九七年〕 第四部 作曲家ジャン=ジャック・ルソー ルソーの鬘――作曲家としてのルソー――〔一九七八年〕 ルソーの音楽作品解題〔一九七八年〕 一 オペラ・バレエ『優美な詩の女神たち』より「ヘーシオドスの幕」 二 幕間劇『村の占師』 三 メロドラム『ピグマリオン』 四 オペラ『ダフニスとクロエ』(未完) 五 歌曲集『わが生涯の悲惨の慰め』より 『アレクシは二年このかた』『おお、ドーリよ、酒を飲み、楽しもう』 『私の植えたバラの樹が』『三つの音によるエール』『黒人奴隷の歌』 シェイクスピアのロマンス『柳のロマンス』『エコー』 六 モテット『万軍の主よ、あなたのすまい住居は』 七 『軍隊行進曲』 八 『四つのクラリネット二重奏曲』 第五部 ルソー音楽論の射程 ルソーの音楽的模倣論〔一九六二年〕 写譜の美学――ルソーの場合――〔一九六八年〕 数字譜の歩み――ルソーを中心に――〔一九七四年〕 ルソーの数字記譜法の提唱〔一九九六年〕 ルソーの誇大妄想狂的発明の真実と現実〔一九九六年〕 ルソーの音楽観〔一九七五年〕 ルソーの先見 音楽論〔一九九六年〕 第六部 音楽史の中のルソー ルソーとモーツァルト父子――知られざる親近性――〔一九九六年〕 ルソーとバーニー〔一九六九年〕 歴史に生きる音楽家ルソー〔一九七八年〕 音楽史の誕生あるいは頽廃――ルソーの音楽史観――〔一九八八年〕 第七部 ルソーと『むすんでひらいて』 『ルソーの夢』とルソー的音楽の境域――『むすんでひらいて』論――〔一九八〇年〕 『むすんでひらいて』考――そのルーツを探る――〔一九八一年〕 ルソー・幼稚園・お茶の水〔一九九二年〕 日本における西洋音楽の受容――一つの事例からの発言――〔一九九二年〕 終 章 《ルソー生誕三百年祝年》の音楽家ルソー――三つのコンサート―― 音楽家ジャン=ジャック・ルソーの実像――情熱としての音楽――生誕三百年記念〔二〇一二年〕 ルソーとモーツァルトの競演〔二〇一二年〕 音楽家ルソーふたたび〔二〇一二年〕 あとがき 附記 附録 ルソー音楽年譜 ルソー音楽作品目録 ルソー音楽関係著作目録
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