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日本思想史学 第45号
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日本思想史学 第45号
A5判・266頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1367-0
C3021
2013 年発行
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特集・巡礼・遍路の思想 2012年度シンポジウムの成果。
主要目次 巡礼・遍路の思想=桂島宣弘 中世巡礼の精神史―山林修行者と冥界の問題―=舩田淳一 「監察」と「清浄」―近世の名所化した寺社をめぐる状況と課題―=青柳周一 式社巡拝・皇陵巡拝の思想的淵源=井上智勝 [特別掲載 2012年度大会パネルセッション1・2] 近世の習合思想=曽根原理 清沢満之とその彼方―精神主義研究の現在―=碧海寿広 [研究史] 「神道」研究史管見=伊藤聡 [動向] 「東アジアから考える」はいかにして可能か?―日中思想交流経験を中心として―=黄俊傑 [提言] 思想史と実体史の往還―丸山真男理論の社会不適合説をめぐる議論に寄せて―=笠谷和比古 [論文] 毘盧遮那如来への<みち>―空海の言語観をめぐって―=冨樫進 中村敬宇における「学者」の本分論―幕末の昌平黌をめぐって―=李セボン <信の契機>―清沢満之の「精神主義」を読み解く―=長谷川徹 井上円了と朝鮮巡講、その歴史的位置について=許智香 近代仏教とジェンダー―女性信徒の内面を読む―=碧海寿広 宗教のなかの「聖戦」/「聖戦」のなかの宗教―天理教の<ひのきしん>と勤労報国―=永岡崇 [紹介] 東アジアにおける地域主義とアジア主義に関する歴史研究の現在=スヴェン・サーラほか 『愛知県史 資料編20 近世6 学芸』=岸野俊彦 [書評] 原克昭著『中世日本紀論考―註釈の思想史』=林東洋 吉田麻子著『知の共鳴―平田篤胤をめぐる書物の社会史』=武知正晃 田世民著『近世日本における儒礼受容の研究』=石黒衞 大川真著『近世王権論と「正名」の転回史』=中田喜万 オリオン・クラウタウ著『近代日本思想としての仏教史学』=福島栄寿 河野有理著『田口卯吉の夢』=松田宏一郎 根津朝彦著『戦後『中央公論』と「風流無譚」事件―「論壇」・編集者の思想史』=宇野田尚哉 [報告] 2012年度大会の概況 |
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