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日本思想史学 第46号
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日本思想史学 第46号
A5判・252頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1391-5
C3021
2014 年発行
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特集・越境する日本思想史―思想と文学の垣根越え 2013年度シンポジウムの成果。
主要目次 越境する日本思想史―思想と文学の垣根越え―=小島康敬 和歌というメディア=ツベタナ・クリステワ 宣長国学における歌―敷島の歌・うひ山ぶみ・著書名―=田中康二 フィクションと自由―伊藤整における「近代日本」への問い―=苅部直 「思想史研究者」と「文学研究者」の垣根越え―事後的な感懐―=高橋文博 [特別掲載 2013年度大会パネルセッション] 思想史としてのおみくじ=大野出ほか [研究史] 近代仏教研究は何を問うのか―とくに二〇〇〇年代以降の研究動向を中心に―=大谷栄一 [提言] 丸山眞男の福沢諭吉論―批判的考察―=米原謙 [論文] 穢れ観念の古代から中世への展開=尾留川方孝 中世浄土宗における偽書―聖冏・聖聡著作を中心に―=鈴木英之 世阿弥の思想形成をめぐる一考察―「感」の内実を手がかりに―=上野太祐 鈴木貞斎の闇斎学派・仁斎学派批判と「心」の主張について=清水則夫 交遊と不朽―服部南郭の古文辞学について―=吉川裕 諸藩における儒者登用の動向―一七~一八世紀の龍野藩を中心として―=浅井雅 大雑書に表現される「世界」観―「須弥山図」と「地底鯰之図」を中心に―=ボロヴニコヴァ・エレーナ 一九二〇年代日本思想史と第一次国共合作=黒川伊織 [紹介] Boot, W. J., ed., Critical Readings in the Intellectual History of Early Modern Japan, 2vols.(Leiden: Brill, 2012)=W・J・ボート [書評] 伊藤由希子著『仏と天皇と「日本国」―『日本霊異記』を読む』=冨樫進 森新之介著『摂関院政期思想史研究』=島田健太郎 濱野靖一郎著『頼山陽の思想―日本における政治学の誕生』=相原耕作 尾原宏之著『軍事と公論―明治元老院の政治思想』=中野目徹 杉本耕一著『西田哲学と歴史的世界―宗教の問いへ』=田中久文 [報告] 2013年度大会の概況 |
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