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秋成 小説史の研究
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秋成 小説史の研究
A5判・240頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1383-0
C1091
2014 年発行
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秋成伝説の検証から秋成作品に描かれた古代性とそこに潜む近代性を読み取り、大胆な著者の「秋成学」を展開する。
●目次● 第一章 秋成 ―その原郷・地縁・漂泊 第二章 奇人伝説 ―大坂の伝承・江戸の醜聞 第三章 秋成の「理」と宣長の「情」
第四章 旅と物語の時空 ―秋成のエクリチュール 第五章 秋成以前 ―近世奇談と「眩惑」 第六章 浮遊するテキスト『春雨草紙』
第七章 『樊噲』再説 ―アドルノ『美の論理』の示唆 第八章 秋成、伴侶を失う ―残生の模索と試行 第九章 中上健次の秋成論 ―立ち上がる熊野 第十章 江戸小説の「見えない神話」 ―西鶴・秋成・鏡花をつらぬくもの 初出一覧 あとがき 書名・人名索引 |
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