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日本思想史学 第47号
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日本思想史学 第47号
A5判・272頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1426-4
C3021
2015 年発行
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特集・死者の記憶―思想史と歴史学の架橋 2014年度シンポジウムの成果。
主要目次 死者の記憶―思想史と歴史学の架橋―=林淳 死者とカミのあいだ―ヤスクニの思想と語られる死者の系譜―=佐藤弘夫 大量死の時代と社会的対応―一八九〇年代の死者追悼の形と観念―=羽賀祥二 コメント:「靖国」や「戦争」を直接に語らず,「死者の記憶」を語ること=見城悌治 コメント:権力の誘惑―靖国を考える視点設定をめぐって―=樋口浩造 [特別掲載 2014年度大会パネルセッション] 近代日本仏教の「前夜」―幕末維新期における護法論の射程―=桐原健真ほか [研究史] 国語学史と言語思想史=山東功 [提言] 「戦後日本」再考の方法的試み―『シリーズ戦後日本社会の歴史』を手がかりに―=安田常雄 [論文] 慈円『愚管抄』幼学書説―その想定読者に着目して―=森新之介 序破急概念の変遷―世阿弥『拾玉得花』を中心に―=佐々木香織 根源神・国常立尊の説明方式から見る理当心地神道の「神」概念=韋佳 山鹿素行の「民兵」育成論―「農」から「士」へ―=中嶋英介 中村蘭林の文章学―十八世紀日本における朱子学の展開―=山本嘉孝 蟹養斎における儒礼論―「家礼」の喪祭儀礼をめぐって―=松川雅信 福澤署名著作の原型について=平山洋 富士川游の医療論における「宗教」の意義=島田雄一郎 [紹介] 『カミと人と死者』が目指したこと=冨樫進 朱熹『論語集注』全訳注を刊行して=土田健次郎 [対話] 民衆へのさまざまなアプローチ―赤澤史朗他編『戦後知識人と民衆観』評―=長妻三佐雄 知識人とは何か―出原政雄編『戦後日本思想と知識人の役割』評―=黒川みどり [書評] 末木文美士著『草木成仏の思想―安然と日本人の自然観』=舩田淳一 井上泰至著『近世刊行軍書論―教訓・娯楽・考証』=小川和也 高野秀晴著『教化に臨む近世学問―石門心学の立場』=相原耕作 中野目徹著『明治の青年とナショナリズム』,鈴木啓孝著『原敬と陸羯南』=岡本佳子 碧海寿広著『近代仏教のなかの真宗―近角常観と求道者たち』=島薗進 黒川伊織著『帝国に抗する社会運動―第一次日本共産党の思想と行動』=緒形康 平野敬和著『丸山眞男と橋川文三―「戦後思想」への問い』=河野有理 [報告] 2014年度大会の概況 |
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