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日本の経済思想 時間と空間の中で |
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日本の経済思想
A5判・336頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1434-9
C1021
2016 年発行
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これまでの日本経済思想史研究における近世・近代の間における思想の連続・非連続の解明の不十分な点、国際的な比較研究があまり進んでいない点の改善をもとめ、長い「時間」と広い「空間」の中に日本の経済思想の特質を見出そうとする国際共同研究の成果。
●目次● 序 日本の経済思想―時間と空間の中で―=川口浩 第一章 古代・中世日本の経済思想―模索の試み―=イーサン・セガール(田中アユ子訳) 第二章 クリエムヒルトの財産=岩井方男 第三章 経済思想における三浦梅園=川口浩 第四章 西欧・中国における文献研究の発展―十八世紀日本の比較対象として―=竹村英二 第五章 天保期殖産政策をめぐる思想―渡辺崋山と大蔵永常を事例に―=矢森小映子 第六章 日本の経済思想文献のヨーロッパ言語への翻訳について―十九世紀を中心に―=ベディーナ・グラムリヒ=オカ(田中アユ子訳) 第七章 徳川・明治時代の休浜替持法とその思想=来誠一郎 第八章 明治期における地方の企業生成と経済思想―産業・世代の差異を視野に―=石井寿美世 第九章 梁啓超と日本―『生計学学説沿革小史』をめぐって―=劉群芸 第十章 関東大震災をめぐる日中関係―王一亭と王希天を中心に―=武藤秀太郎 あとがき |
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