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日本思想史学 第48号
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日本思想史学 第48号
A5判・252頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1454-7
C3021
2016 年発行
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特集・思想史学の問い方―二つの日本思想史講座をふまえて― 2015年度シンポジウムの成果。
主要目次 思想史学の問い方―二つの日本思想史講座をふまえて―=長志珠絵 戦後の近世思想史研究をふりかえる=田尻祐一郎 思想/思想史/思想史学―二つの日本思想史講座と日本思想史の問い方―=末木文美士 コメント:「問い方」の弁別=高山大毅 コメント:両講座における中世思想史研究の課題=森新之介 コメント:<日本思想史>は存立可能なのだろうか?=澤井啓一 [特別掲載 2015年度大会パネルセッション] 津田左右吉と早稲田大学―記憶と記録―=岡本天晴ほか 幕末明治の「アメリカ」受容=陶徳民ほか 国史学とアジアと仏教文物=佐藤文子ほか 「大正デモクラシー」の再検討=平野敬和ほか [研究史] 植民地研究の展開と「文化」研究=松田京子 [動向] 沖縄論の現在―歴史研究と現在との対話のなかで―=櫻澤誠 [提言] 絶望の淵から時代に切り込む思想史―安丸良夫氏を偲んで―=桂島宣弘 [論文] 最澄における『仁王経』受容の意義―不空教学と大乗菩薩戒構想との関係を視野に―=冨樫進 官撰儀式書の構成の模索と漢籍=尾留川方孝 『太平記秘伝理尽鈔』における倫理と欲望―<聖人・釈迦「賊」論>をめぐって―=山本晋平 浅見絅斎の「大義名分」の再検討=清水則夫 近世後期の教育現場における祭祀儀礼―津藩有造館の釈奠をめぐる議論と実践―=李月珊 戦前・戦中期日本のアジア社会論における<アジア的なもの>―概念の形成と意味の変遷―=周雨霏 [紹介] 『シリーズ日本人と宗教』の目的と展望=林淳 [書評] 大久保良峻著『最澄の思想と天台密教』=道元徹心 末木恭彦著『徂徠と崑崙』=山本嘉孝 高山大毅著『近世日本の「礼楽」と「修辞」―荻生徂徠以後の「接人」の制度構想』=片岡龍 水野雄司著『本居宣長の思想構造―その変質の諸相』=星山京子 中川未来著『明治日本の国粋主義思想とアジア』=鈴木啓孝 水谷悟著『雑誌『第三帝国』の思想運動―茅原崋山と大正地方青年』=神谷昌史 福家崇洋著『満川亀太郎―慷慨の志猶存す』=黒川伊織 永岡崇著『新宗教と総力戦―教祖以後を生きる』=近藤俊太郎 [報告] 2015年度大会の概況 |
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