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近世文学史研究 第一巻 十七世紀の文学―文学と歴史・思想との関わりを通して― |
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近世文学史研究 第一巻
A5判・120頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1456-1
C1091
2017 年発行
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江戸開府による新時代の高揚感に包まれた端正で気品あふれた文学作品があらわれた寛永、安定した平和や交通の整備、経済の発展により、より洗練された作品が生まれた寛文、そして芭蕉、西鶴、近松の活躍する元禄。十七世紀の文学を歴史・美術・思想などの視点からも多角的に考察する。
[電子書籍版]は から購入できます(一部ためし読み可)。 ISBN:978-4-8315-1465-3 本体価格:2200円 ファイル形式:PDF(ダウンロード可/オンライン版閲覧可)
●目次● 【序】 十七世紀の文学研究のために=鈴木健一
【提言】 十七世紀の文学研究への提言=高埜利彦
【論文】 近世初期の和歌と絵画=鈴木健一 「医事説話」の誕生と成長―人面瘡・姑獲鳥を例に―=福田安典 芭蕉は何をめざしたのか―『猿蓑』と『おくのほそ道』を中心に―=佐藤勝明 近世刊行軍書と『武家義理物語』―青砥説話の生成と展開―=井上泰至 十七世紀の人形浄瑠璃制作―近松が登場する背景―=黒石陽子
【近世文学研究史攷一】 蕪村の近代―近世文学の発見(一)―=木越治
監修者・執筆者紹介 |
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