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日本思想史学 第50号
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日本思想史学 第50号
A5判・256頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1520-9
C3021
2018 年発行
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特集・〈2017年度大会シンポジウム〉日本思想史学会創立50周年記念シンポジウム 第1回:対立と調和
主要目次 対立と調和=高橋文博 第一セッション 宗教と社会:民衆宗教、あるいは帝国のマイノリティ=永岡崇 第一セッション 宗教と社会:近世後期の仏教と自他認識の展開=オリオン・クラウタウ 第二セッション 東アジアと日本:蘭学の政治思想史・試論――近代東アジアのなかの日本――=大久保健晴 第二セッション 東アジアと日本:舶載された知の受容と多様な思想展開=田世民 第三セッション 日本思想とジェンダー:史学思想史としての「女性史」・序論=長志珠絵 第三セッション 日本思想とジェンダー:神道における女性観の形成――日本思想史の問題として――=小平美香 [特別掲載 2017年度大会パネルセッション] カミとホトケの幕末維新――交錯する宗教世界――=桐原健真ほか [研究史] 近世社会の思惟構造と明治維新――研究史の状況と展望によせて――=奈良勝司 [動向] 近刊の丸山眞男著作三冊=山辺春彦 [論文] 山鹿素行の「主静」批判=石橋賢太 契沖の仏教言語思想と本居宣長――心と事と言語の関係を廻って――=清田政秋 稲葉黙斎の喪礼実践論――徂徠学批判・仏教認識に注目して――=松川雅信 佐藤一斎の「天」――本居宣長以後の超越者観念――=中村安宏 幕末維新期の民衆における世界観と自他認識の変容――菅野八郎における「異国」「異人」認識――=青野誠 明治中期における批判理論としての「批評」――大西祝の批評思考を中心に――=郭馳洋 井筒俊彦の啓示類型論から見る「心神との対話」構造とその解釈――『日本書紀』から山崎闇斎の神学に至る比較思想的探求――=久保隆司 [書評] ニールス・ファンステーンパール著『〈孝子〉という表象――近世日本道徳文化史の試み』=殷暁星 藍弘岳著『漢文圏における荻生徂徠――医学・兵学・儒学』=澤井啓一 西村玲著『近世仏教論』=藤井淳 裴寛紋著『宣長はどのような日本を想像したか――「古事記伝」の「皇国」』=板東洋介 島田英明著『歴史と永遠――江戸後期の思想水脈』=中田喜万 川村邦光著『出口なお・王仁三郎――世界を水晶の世に致すぞよ』=福家崇洋 見城悌治編『帰一協会の挑戦と渋沢栄一――グローバル時代の「普遍」をめざして』=高橋原 赤澤史朗ほか編著『触発する歴史学――鹿野思想史と向きあう』=荻野富士夫 [報告] 2017年度大会の概況 |
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