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徂徠学の思想圏
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徂徠学の思想圏
四六判・304頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1544-5
C1021
2019 年発行
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荻生徂徠の説いたことばは、その儒学説の学問上の破壊力だけでなく、既成の学問枠をこえ多方面に影響を与え、後世においてその課題が引き継がれ新たな問題系を構成していった。そうした徂徠学の「活物」としての性格、「開かれた」学問としての性格の下に、その構想や方法、世界認識の姿を論じる。
●目次● 序 凡例 第一章 「物」に拠る教え 第二章 「名」と「物」と「俗」と 第三章 「古言」から見通す「先王の道」 第四章 経書注釈と思想史の視点 第五章 『政談』の世界 第六章 「華夷変態」のなかの徂徠学 第七章 「気質の性」の行方 第八章 反徂徠学、懐徳堂の儒学 第九章 「風俗」論への視角 あとがき 索引 |
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