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近代仏教というメディア 出版と社会活動 |
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近代仏教というメディア
A5判・352頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1558-2
C1021
2020 年発行
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近代仏教は、仏教者や仏教団体が出版活動に取り組んだということにとどまらず海外への展開や平和・福祉運動など含み、それ自体が媒体=メディアとして機能し、アジアと日本、宗教と平和運動、地域社会と福祉運動を媒介する力があったのではないかという視座と試み。
●目次● 序章 仏教が日本の寺院から出て行く――近代仏教研究の射程―― Ⅰ 近代仏教のメディア史 第一章 明治初期の新聞・雑誌、結社、演説 第二章 「仏教」を出版する――高嶋米峰と丙午出版社―― 第三章 昭和初期の仏教ブーム Ⅱ アジアと近代仏教 第一章 アジアの「仏教と近代」の語られ方 第二章 仏教とナショナリズム――田中智学とダルマパーラ―― Ⅲ 宗教者平和運動の近現代 第一章 一九三〇年代の新興仏教青年同盟の反戦・平和運動 第二章 一九五〇年代の京都における宗教者平和運動の展開 第三章 現代日本の宗教者平和運動の軌跡 Ⅳ 現代日本の地域社会と寺院 第一章 寺院による社会福祉活動――滋賀教区浄土宗青年会の近江米一升運動―― 第二章 日常的な寺檀関係と社会活動――浄土宗滋賀教区の場合―― あとがき 初出一覧 索引
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