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日本思想史学 第52号
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日本思想史学 第52号
A5判・208頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1578-0
C3021
2020 年発行
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特集・〈2019年度大会シンポジウム〉中世から近世へ――十六・十七世紀の思想史的課題――
主要目次 中世から近世へ――十六・十七世紀の思想史的課題――=伊藤聡 古典注釈の展開を通して――宗祇から契沖へ――=前田雅之 朱子学的理の確立――十六・十七世紀の思想史的意義――=下川玲子 十六・十七世紀における『神皇正統記』の受容と正統論の形成――――=齋藤公太 コメント:『神皇正統記』の政治思想と二,三の問題=兵藤裕己 コメント:移行期の思想史――新しい定義と枠組の探索に向けて――=アンナ・アンドレーワ [特別掲載 〈第5回「思想史の対話」研究会〉] 井上哲次郎とその時代=板東洋介ほか [論文] 供養と顕彰の思想――松本藩領貞享百姓一揆の記録を追って――=中村安宏 吉見幸和の神事観――『中臣祓詞蒙訓』からみる心身観・制度論についての考察――=城所喬男 本居宣長と「斎庭之穂」――米食共同体としての皇国の創造――=増田友哉 井上哲次郎における「日本哲学」の存在証明とその失敗=水野博太 大正期「日本主義」者の連携――三井甲之と岩野泡鳴――=横川翔 近代神道史のなかの「神道私見論争」――国民的「神道」論の出現――=渡勇輝 [書評] 中嶋英介著『近世武士道論――山鹿素行と大道寺友山の「武士」の育成』=井上泰至 中村春作著『徂徠学の思想圏』=澤井啓一 李セボン著『「自由」を求めた儒者――中村正直の理想と現実』=菅原光 山村奨著『近代日本と変容する陽明学』=井澤耕一 田中友香理著『〈優勝劣敗〉と明治国家――加藤弘之の社会進化論』=真辺将之 繁田真爾著『「悪」と統治の日本近代――道徳・宗教・監獄教誨』=名和達宣 武藤秀太郎著『対象デモクラットの精神史――東アジアにおける「知識人」の誕生』=織田健志 西田彰一著『躍動する「国体」――筧克彦の思想と活動』=植村和秀 [報告] 2019年度大会の概況 |
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