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日本思想史の現在と未来 対立と調和 |
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日本思想史の現在と未来
四六判・320頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1590-2
C1021
2021 年発行
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【日本思想史学会創立50周年記念論集】 学問分野を超えた横断性を特色とした日本思想史学会は2018年に創立50周年を迎え、2回にわたって開催された学会シンポジウムの報告記録をもとに大幅に増補改訂し編まれた日本思想史の現在と未来を知るための論集。
●目次● はじめに=前田勉
Ⅰ 現在と未来 ◆近世から近代へ 思想史研究を時代区分から救い出すには=松田宏一郎 ◆中世から近世へ 道元の時間論から見た卍山道白における「復古」について=賴住光子 ◆古代から中世へ 生身仏の時代――『三宝絵』の行基像をめぐって――=冨樫進
Ⅱ 対立と調和 ◆宗教と社会1 民衆宗教、あるいは帝国のマイノリティ=永岡崇 ◆宗教と社会2 幕末期における宗教言説の展開――僧・龍温の自他認識をめぐって――=オリオン・クラウタウ ◆東アジアと日本1 蘭学と西洋兵学――比較と連鎖の政治思想史――=大久保健晴 ◆東アジアと日本2 漢籍の訓読から儒教儀礼へ――舶載された知の受容と多様な思想展開――=田世民 ◆日本思想とジェンダー1 史学思想史としての「女性史」――「ジェンダー」という問い――=長志珠絵 ◆日本思想とジェンダー2 神道における女性観の形成――日本思想史の問題として――=小平美香
あとがき=苅部直
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