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日本思想史学 第53号
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日本思想史学 第53号
A5判・196頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1601-5
C3021
2021 年発行
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特集・〈2020年度大会シンポジウム〉日本思想史学から見る近現代の天皇
主要目次 日本思想史学から見る近現代の天皇=尾原宏之 象徴天皇制への転換と定着――皇室記者・藤樫準二の言説を中心に――=河西秀哉 戦間期コミュニストの思想/運動における日本/「天皇制」認識=黒川伊織 近代天皇制における皇后と祭祀儀礼の意義――福羽美静の思想を中心に――=小平美香 コメント:ゴシップ・テロリズム・祭祀――一九二〇年代の天皇観を中心に――=昆野伸幸 コメント:植民地帝国/戦後日本の間の天皇制=米谷匡史 [特別掲載 〈第6回「思想史の対話」研究会〉] 日本思想史と災厄=上野太祐ほか [提言] 『日本宗教史』全六巻の刊行に寄せて=島薗進 [論文] 熊沢蕃山の音楽思想――日本近世期の音楽文化における雅楽の位置づけから――=中川優子 幕末における「国喪」儀礼の言説――山田方谷の『義喪私議』を中心に――=韓淑婷 自己像/他者像としての菅野八郎――〈まなざし〉とイメージの主体形成論――=青野誠 札幌農学校と欧米中心主義文明論――内村鑑三の思想形成について――=ロバート・クラフト 安部磯雄の廃娼論とキリスト教信仰――一八九九~一九一五年の論説を通して――=佐々木政文 [書評] 松川雅信著『儒教儀礼と近世日本社会――闇斎学派の『家礼』実践』=田世民 清水光明著『近世日本の政治改革と知識人――中井竹山と「草茅危言」』=横山俊一郎 石原和著『「ぞめき」の時空間と如来教――近世後期の救済論的転回』=芹口真結子 岡安儀之著『「公論」の創生 「国民」の誕生――福地源一郎と明治ジャーナリズム』=小川原正道 商兆琦著『鉱毒問題と明治知識人』=神谷昌史 今高義也著『内村鑑三の世界像――伝統・信仰・詩歌』=長野美香 望月詩史著『石橋湛山の〈問い〉――日本の針路をめぐって』=武藤秀太郎 [報告] 2020年度大会の概況 |
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