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歴史で読む国学
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歴史で読む国学
四六判・304頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1611-4
C1021
2022 年発行
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近世中期に発生し、後世の文献や外国の思想に依拠することなく、日本古典の文献実証を行い、それを通じて古代の文化を解明しようとする新たな研究方法による学問である国学を、発生要因・成長過程が同時代的状況の中で形成されてきたことを重視し、日本史の通史中に位置づけて理解する。
●目次● はじめに――国学発生前史―― 第一章 元禄期 徳川光圀と契沖 第二章 宝永~享保期 荷田春満の活動を中心に 第三章 元文~延享期 荷田在満・賀茂真淵の時代 第四章 宝暦・明和期 賀茂真淵と本居宣長 第五章 安永・天明期 多様化する国学 第六章 寛政期 復古の諸相 第七章 享和~文政期 宣長学の継承と平田篤胤の登場 第八章 天保期~ペリー来航 本居門・平田門の草莽の国学 第九章 ペリー来航後~慶応三年 平田派・本居派の動向と攘夷運動 第十章 明治元年~明治八年 明治新政府と国学者 第十一章 明治八年~明治二十三年 「明治国学」の成立 第十二章 明治中期~昭和二十年代 「新国学」の提唱 第十三章 明治後期~現在 「国学」研究の近現代史 ◆コラム 国学への新しいまなざし 国学年表 主要参考文献一覧 おわりに
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