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日本思想史学 第54号
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日本思想史学 第54号
A5判・200頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1628-2
C3021
2022 年発行
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特集・〈2021年度大会シンポジウム〉進化・宗教・国家
主要目次 進化・宗教・国家=河野有理 近代日本の進化論と宗教=クリントン・ゴダール 明治国家と「優勝劣敗」の思想――加藤弘之における国家と宗教をめぐって=田中友香理 明治日本における儒学と進化論――中村正直の「天」論を中心に――=李セボン コメント:「進化・宗教・国家」をめぐる三つの問題系=大谷栄一 コメント:維新の〈神話〉と進化論=奈良勝司 [特別掲載 〈第7回「思想史の対話」研究会〉] いま、共同体/共同性を問い直す――思想伝達の場をめぐって――=松川雅信ほか [提言] 陰陽道研究の可能性――『新陰陽道叢書』完結に寄せて――=林淳 [論文] 「除奸」と「殉難」の間――水戸学者・豊田天功と吉田松陰における楊継盛受容――=廖嘉祈 平田篤胤の語る大和魂――理想的心性における雅と武の統合 ――=増田友哉 平田篤胤における「陰徳」観念=前田勉 一八四八年改正オランダ王国憲法と日本の皇統論=大川真 三上参次の歴史認識――江戸時代史論・明治時代史論を中心に――=池田智文 六〇年安保をめぐる丸山眞男と安丸良夫の交錯――民衆の主体性と組織化に注目して――=平石知久 [書評] 殷暁星著『近世日本の民衆教化と明清聖論』=和田充弘 大沼宜規著『考証の世紀――十九世紀日本の国学考証派』=三ツ松誠 大田英昭著『日本社会主義思想史序説――明治国家への対抗構想』=猪原透 長谷川徹著『哲学する漱石――天と私のあわいを生きる』=先﨑彰容 近藤俊太郎著『親鸞とマルクス主義――闘争・イデオロギー・普遍性』=大谷栄一 [報告] 2021年度大会の概況 |
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