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日本思想史学 第55号
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日本思想史学 第55号
A5判・212頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1655-8
C3021
2023 年発行
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特集・〈2022年度大会シンポジウム〉人と動物のかかわりの思想史
主要目次 記憶の無い所にも歴史があるといふこと――「人と動物」のかかわりと美・倫理・偶然――=河野有理 近現代日本における猫への眼差し――室生犀星・谷崎潤一郎を題材に――=真辺将之 犬に道ありや?――近世的「禽獣」観の中で賀茂真淵と曲亭馬琴――=板東洋介 日本思想における動物との〈倫理〉――人と動物のたがい(互い)のたがい(違い)――=伊藤由希子 コメント:「現代人目線」からみる日本思想史的問題提起=加藤みち子 コメント:断絶点としての「近代」――「人」とは誰か――=長志珠絵 [特別掲載 〈第8回「思想史の対話」研究会〉] 日本思想史上の国・国家意識――中世から近代まで――=田中友香理ほか [提言] 国学研究の将来によせて=松本久史 [論文] 中世外宮の世界観――高宮における星辰世界と生命――=馬場秀幸 平田篤胤と薩摩――「天皇のもとつ御国」をめぐる顕と幽――=相澤みのり 「理」と「風俗」の間――徳川末期における中村正直の思想展開――=常瀟琳 「過剰人口」と近代日本の社会学――人口論史における米田庄太郎――=猪原透 一九二四年タゴールと辜鴻銘のアジア訪問=許時嘉 「世界史の哲学」から見た戦後世界――高山岩男を手がかりとして――=李嘉棣 [書評] 末木文美士著『禅の中世――仏教史の再構築』=吉村均 澤井啓一著『伊藤仁斎――孔孟の真血脈を知る』=阿部光麿 山本嘉孝著『詩文と経世――幕府儒臣の十八世紀』=高山大毅 河合一樹著『大和心と正名――本居宣長の学問観と古代観』=水野雄司 亀山光明著『釈雲照と戒律の近代』=繁田真爾 福島栄寿著『近代日本の国家と浄土真宗――戦争・ナショナリズム・ジェンダー』=佐々木政文 平石直昭著『福澤諭吉と丸山眞男――近現代日本の思想的原点』=河野有理 [報告] 2022年度大会の概況 |
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