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ふるさとへ/ふるさとから 日本文化における故郷意識の展開 |
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ふるさとへ/ふるさとから
A5判・288頁
ISBN4-8315- ISBN978-4-8315-1718-0
C1021
2026 年発行
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現代日本の「ふるさと」についてのイメージは近代において紡ぎ出されたところが多分にあるが、近代以前にあっても「ふるさと」は存在し時代毎に特有の思いや感情があったはずという問題意識に立って、古代から現代にかけての日本人の「ふるさと」への意識の有り様を、多様な専門領域、多彩な視点から考察する。
●目次● 序に寄せて――「ふるさと」への断想――=小島康敬 第一章 『竹取物語』受容に見るふるさと観=斉藤みか 第二章 三代集に見るふるさと――紀貫之を中心に――=大野ロベルト 第三章 「花」と「ふるさと」の表現史――平安文学における都鄙意識、色好み、ジェンダー――=リンジー・モリソン 第四章 近世前期の儒学者と音楽の「ふるさと」――中村惕斎が求めた古の「声」――=中川優子 第五章 大槻玄沢と故郷の人々――「故郷に錦を飾る」意味を探る――=阿曽歩 第六章 東京を「郷土」とするために――武蔵野会・井下清・東京郷土資料陳列館――=伊東弘樹 第七章 観光で求められる「ふるさと」の姿――ディスカバー・ジャパン・キャンペーン期の検討から――=山川志典 第八章 ふるさとの「境界線」――石見と島根をめぐる展望――=濱野靖一郎 ■コラム1 郷土料理はもうひとつの歴史書――ふるさとと江戸料理案内――(冬木れい) ■コラム2 貞奴が創った魂の故郷、貞照寺(田中美恵子) ■コラム3 魯迅と「ふるさと」(郭連友) ■コラム4 「ふるさと」を攪拌する三つの走り書き――移民、植民地主義性、置きまちがい――――(新井卓) ◎座談会 ふるさとを哲学する あとがき
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