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伝統と変容
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伝統と変容
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ISBN4-8315-0940-X ISBN978-4-8315-0940-6
2000 年発行
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半世紀にわたって多様な日本研究を目指してきた日本文芸研究会が、創立五十周年を迎えるに当たって、国文学・国語学・日本思想史学の三分野から複眼的に日本文化の性格を追求した論集。伝統的なものの形成・保持とその変容の繰り返しによって独自の文化が形成されてきたことを提起する。主要目次●1文芸 人麻呂歌集における女歌=青木生子/<古歌を取る>詠法の<心>と<詞>=錦仁/近松世話物と謡曲=勝倉壽一/?外とファイヒンガー=渡辺善雄/有島武郎と大正期新興美=佐々木靖章 2言語 万葉集における「雲」の複合名詞の一考察=佐藤武義/大江千里『句題和歌』における和歌=半澤幹一/漢語「恰好」の受容とその変容=小野正弘/近代文法学における感動詞論の地平=石神照雄 3思想 『平家物語』の歴史観=石毛忠/林羅山における「伝統」と「外来」=玉懸博之/橋と戴冠-保田與重郎の中期思想=渡辺和靖 |
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