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和歌史の「近世」
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和歌史の「近世」
四六判・304頁
ISBN4-8315-1174-9 ISBN978-4-8315-1174-4
2007 年発行
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「近世」の和歌に詠まれた、道理(=理路・理屈)と余情(=言外の情・思いの切実さ)の両立を読み解く。 ●目次● 第一章 近世堂上和歌序説 第二章 近世堂上和歌の基調 一 謙退の心-和歌に於ける倫理性/二 面白がらするは面白からず-和歌に於ける作意と自然/第三章 道理と余情 一 幽斎歌論の位置-「まこと」の論の萌芽/二 新情の解釈-詠歌大概注釈と堂上和歌/三 近世堂上和歌と連歌-『耳底記』を基点として/四 てには伝受と余情-つつ留まり・かな留まり/付論 「じゃほどに」と歌の後につけてみること 第四章 近世堂上和歌の諸相 一 秘することの意味-げにそらごとぞ鵲の橋/付論 冷泉為満と徳川家康-古今伝受の意味/二 「こてんの詞」覚書/三 富士詠素描-実感と本意 引用文献依拠本文一覧 あとがき 書名・人名・和歌・連歌初句索引 |
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