トップページへ新着情報各種案内ダウンロード書評┃ サイト内検索
日本思想
日本文学
江戸人物読本
日本文化
美術・芸能
日本の歴史・伝記
西洋の歴史・伝記
東洋文化
西洋文化
エッセンスシリーズ
人類学・民俗学
政治・経済
季刊日本思想史
江戸文学
日本の美学
日本思想史講座
相良亨著作集
日本思想・個人全集
近世儒家文集集成
近世儒家資料集成
山東京傳全集
叢書 禅と日本文化
定本日本絵画論大成
明治人による近代朝鮮論
新訂日本名所図会集
新聞資料
文芸・随筆
実用書
一般書
なるにはBooks
5教科が仕事につながる!
探検!ものづくりと仕事人
しごと場見学!
発見!しごと偉人伝
こだわりシリーズ
仕事シリーズ
至言社
神田外語大学出版局

東アジアの儒学
経典とその解釈
 
東アジアの儒学
著者黄俊傑
藤井倫明
東アジアの儒学
 
四六判・280頁


ISBN4-8315-
ISBN978-4-8315-1259-8
C1020

2010 年発行 

中・日・韓の儒者による経典解釈の分析を通して、学術領域としての「東アジア儒学」から「儒学共同体」の思想史的類似性と文化的特殊性を考察する。

●目次●
序:東アジア儒学の経典とその解釈
第一章 「東アジア儒学」はいかにして可能か
  一、はじめに
  二、方法論的個体論
  三、思想発展の結果としての「東アジア儒学」
  四、思想発展の過程としての「東アジア儒学」
  五、「東アジア儒学」研究の新たな課題
  六、結語
第二章 経典解釈の伝統と二つの葛藤
  一、はじめに
  二、経典中の普遍的価値と解釈者の時空特性との間の葛藤:性質、原因、およびその表れ
  三、解釈者の「文化的アイデンティティ」と「政治的アイデンティティ」の葛藤
  四、結語
第三章 遺民儒者の二つのジレンマ
  一、はじめに
  二、第一のジレンマ:「仕」か「隠」か
  三、第二のジレンマ:「文化的アイデンティティ」と「政治的アイデンティティ」の融合と亀裂
  四、結語
第四章 儒家思想伝統における四種の「身体」:類型とテーマ
  一、はじめに
  二、政治権力の現れの場としての身体
  三、社会規範の現れの場としての身体
  四、精神修養の現れの場としての身体
  五、隠喩としての身体
  六、結語:東アジア身体論の三つの命題
第五章 朝鮮儒者丁茶山の『論語』解釈
  一、はじめに
  二、丁茶山の「克己復礼」章の解釈
  三、丁茶山の解釈の踏襲と刷新
  四、結語
第六章 朝鮮儒者鄭斉斗の孟子解釈
  一、はじめに
  二、「知言」「養気」「集義」:鄭斉斗の孟学解釈
  三、鄭斉斗の孟子学解釈の思想史的位置:東アジア儒学の視野
  四、結語
第七章 近世儒者と「公」「私」:孟子の桃応の対話を起点として
  一、はじめに
  二、中国古代思想における「公」「私」概念の発展
  三、「公」「私」領域の関係についての見方:『孟子』尽心上・第三十五条の解釈を中心に
  四、結語
第八章 経典理解の手順とその方法論
  一、はじめに
  二、体験としての解経手順
  三、東アジア儒家の経典解釈学の方法論上の問題
  四、結語
訳者あとがき
人名索引

Copyright 1999 PERIKANSHA Publishing Inc. All rights reserved.