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神田外語大学出版局

能力を伸ばす四つのポイント
勉強からスポーツまで
 
能力を伸ばす四つのポイント
著者立花均
能力を伸ばす四つのポイント
 
四六判・204頁


ISBN4-8315-
ISBN978-4-8315-1444-8
C2037

2016 年発行 

学部では機械工学を学び、大学院は教育学部へ進んだというユニーク経歴をもつ著者の、自らの学習体験や家庭教師、大学教員としての指導経験をもとに説く、勉強からスポーツまで、今すぐできる、だれでもできる、学生・生徒から「なぜ早く教えてくれなかったのか」といわれたという、目からウロコの学習・練習法。


まえがき
 正しい方法+努力=成果/ポイントは四つ
第一章 ポイントその一 教材のレベルを下げる
  第一節 できる教材に取り組む―できない教材は後まわし
    できない教材に取り組んではいけない/教材のレベルを下げてできかたの不十分さを解消
    /目的と方法はちがう
  第二節 《ポイントその一》の実践例
    できない漢字ではなく、できる漢字を/「ここならわかる」「これならできる」から
  第三節 難易度のちがう教材がそろっている場合
    「学年」「級」を下げる/苦しいときの教科書だのみ/子ども用・ジュニア用教材の利用
    /弱い相手との練習
  第四節 難易度のちがう教材がない場合
    スピードを落としてできる教材にする/厚くしてできる教材にする/大きくしてできる教材にする
    /距離を近くしてできる教材にする/補助してできる教材にする/短くしてできる教材にする
    /拡大コピーしてできる教材にする/時間や量、回数を少なくして教材の難易度を下げる
    /「物理量や数量化できるものを変えてみる」という視点
  第五節 レベルの下げ惜しみの克服
    「冗談ではないか」「ばかばかしい」「まったくむだだ」が有効
    /高く登るには後にもどり助走して勢いをつける/「ほっとする感じ」まで下げる
    /ばかにされるようなら「しめた!」と思おう
  第六節 劣等性の工夫
    不得意な者こそ幸福なるかな/朱子の「遅鈍の工夫」
  第七節 ウォーミングアップおよび初心者教育の利用
    ウォーミングアップなら易しい教材に取り組みやすい/初心者教育の利用
  第八節 一斉授業
    「このことはわかるでしょう」からスタート/理解できなくてもふれておく意味はある
第二章 ポイントその二 部分品(パーツ)のみがき上げ
  第一節 部分品(パーツ)についての教材―複合的な教材は後まわし
    部分品(パーツ)とは?/部分品(パーツ)のみがき上げで複合的なもののレベルアップを
  第二節 部分品のレベルによる制約
    七十五点が二十四点に
  第三節 分解の必要性
    分解しなければたいして伸びない/分解すれば大きく伸びる
  第四節 状況への対応能力
    パターンを学ぶだけだと融通がきかない/個々の状況にどんぴしゃり
  第五節 練習や学習の効率化
    複合的なものを難なくマスター
  第六節 疑心暗鬼
    簡単なことだけに取り組むことの不安/プロの技がすごいのは部分品の完成度がちがうから
第三章 ポイントその三 同じ教材をくり返す
  第一節 劇的で飛躍的な変化
    中途半端な変化で終わらないために
  第二節 意識もせずに行える
    「あたりまえ」になるまでくり返す/CとAのコードの練習だけでいつのまにかFが弾けるように
  第三節 くり返しは退屈か
    露伴はくり返しを「悦楽」という/練習や学習に没頭させるもの―くり返し
  第四節 時間の節約
    くり返しこそが時間の節約につながる/くり返しは基本的な教材だけを
  第五節 分量を減らす
    不要なところはとばす/秋山真之の大胆さ
    /大量の教材をカバーするにも小さな教材のくり返しが有効
  第六節 暗記
    暗記はくり返しを開始する地点/関口存男の「語学上達の秘訣十箇条」
  第七節 とりあえず五回
    目安としてのくり返し回数「五回」/五回で効果のない場合は……
  第八節 教材のレベルはいったいいつ上げるのか
    「できない」が「できる」になってから新しい「できる」に進む
    /登れない壁にぶつかったら登れる壁にもどって要領を確認/「できる教材だけを選ぶ」という鉄則
第四章 ポイントその四 ゆっくりていねいに
  第一節 細部の把握と修正
    細部の確認のための「ゆっくりていねいに」/発見のための「ゆっくりていねいに」
    /体育実技が「5」になったスポーツが苦手だった高校生のケース/適正スピードは?
  第二節 くり返し回数へのこだわり
    回数よりも「ゆっくりていねいに」を優先/「五回」は下限かつ上限
  第三節 わざわざ難しく
    易しい教材に取り組むことの落とし穴/成績のよい生徒は頭を使わず、成績の悪い生徒は頭を使う
第五章 同一問題、五回くり返し法―四つのポイントを一つの学習方法にパッケージ化したもの
  第一節 時間をおかずにくり返す
    くり返しは「同じ問題」を?/目先を変えては効果減
  第二節 進め方
    まず苦手・未知の分野の基本問題を選ぶ/一回ごとに気持ちをリセットし、解説をよく読むこと
  第三節 高校生、大学生の感想とようす
    回数を重ねるごとにすらすらと解けるようになる/苦手意識が消える/解説との関係が変わってくる
    /公式の意味を理解できるようになる/証明の文が書けるようになる
    /物の実際のようすがわかってくる/時間がたっても解ける
    /一ランク上の問題も解けるようになる/基本問題の五回くり返しで応用問題もできるように!
    /くり返しをやめるときのポイント/成果の出ない場合の原因
    /教材を進めていくのにもくり返しは有効/体験しないとわからない
    /他分野でも応用する学生が/学習の分野は後進地域/くり返せばだれだって頭がよくなる
  第四節 くり返しの不足
    学力不足はくり返しの不足?/くり返しの習慣
あとがき
  「正しい方法」はたしかにある/感謝されない方法だが、お金をかけずにできる方法
    /試行錯誤の手がかり

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