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神田外語大学出版局

〈死者/生者〉論
傾聴・鎮魂・翻訳
 
〈死者/生者〉論
編集鈴木岩弓・磯前順一・佐藤弘夫
〈死者/生者〉論
 
四六判・400頁


ISBN4-8315-
ISBN978-4-8315-1504-9
C1010

2018 年発行 

東日本大震災の犠牲者への鎮魂を契機に、死者と生者の関係を再確認し、見えないものをみつめ、沈黙の声に耳を傾け、魂の奥底にある言葉を翻訳する技術と理論をさまざまな視点から説く。

●目次●
はじめに 鈴木岩弓
序章 見えないものを語るために=磯前順一
第一部 沈黙の声を聴く――傾聴とは何か――
  死者のざわめき――「宗教の地平」を探る――=山形孝夫
  声にならない声を聴く――死者の記憶に向き合う宗教者――=高橋原
  生者のざわめきを聴く――遺族の想いから生まれるもの――=金沢豊
  ◆コラム ざわめきと声の汽水域=安部智海
第二部 支え合う死者と生者――鎮魂とは何か――
  「死んだら終りですか?」――慈悲のかわりめ――=木越康
  二・五人称の死者――〝死者の記憶〟のメカニズム――=鈴木岩弓
  死者たちの団欒――彼岸で再会する人々――=佐藤弘夫
  ◆コラム いのちの境界を超える――超えることのよろこび――=竹本了悟
第三部 生き残った者の生――翻訳とは何か――
  生き残るものの論理 声が届くこと――意味を抜くこと――=加藤智也
  謎めいた死者のまなざし、そしてざわめく声――酒井直樹の翻訳論再考――=磯前順一
  「彼らが幸せでいられるなら」――声・権利・責任――=寺戸淳子
  ◆コラム 再会を期すこと――シンポジウム「鎮魂・翻訳・記憶――声にならない他者の声を聴く」によせて――=小田龍哉
終章 声を聴く者の倫理――マッサージ・傾聴・精神分析――=須之内震治・磯前順一
あとがき 佐藤弘夫

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