トップページへ新着情報各種案内ダウンロード書評┃ サイト内検索
日本思想
日本文学
江戸人物読本
日本文化
美術・芸能
日本の歴史・伝記
西洋の歴史・伝記
東洋文化
西洋文化
エッセンスシリーズ
人類学・民俗学
政治・経済
季刊日本思想史
江戸文学
日本の美学
日本思想史講座
相良亨著作集
日本思想・個人全集
近世儒家文集集成
近世儒家資料集成
山東京傳全集
叢書 禅と日本文化
定本日本絵画論大成
明治人による近代朝鮮論
新訂日本名所図会集
新聞資料
文芸・随筆
実用書
一般書
なるにはBooks
5教科が仕事につながる!
探検!ものづくりと仕事人
しごと場見学!
発見!しごと偉人伝
こだわりシリーズ
仕事シリーズ
至言社
神田外語大学出版局

八犬伝をみちびく糸
馬琴と近世の思考
 
八犬伝をみちびく糸
著者西田耕三
八犬伝をみちびく糸
 
四六判・336頁


ISBN4-8315-
ISBN978-4-8315-1595-7
C1091

2021 年発行 

多くの考証随筆を残し、多くの書籍を収集していた馬琴の『八犬伝』創作の理想や技法等を、「天機」「造化」「勧懲」

などのキーワードを軸に多くの古典籍を引用し読み解く。


●目次●
凡例
はじめに
第一章 馬琴の天機
  一 『八犬伝』の天機
  二 天機の意味
  三 天機を漏らす
  四 山鹿素行の解釈
  五 天機漏洩の罪と罰
  六 制作
  七 余録
第二章 『八犬伝』と造化
  一 自然の造化
  二 造化の黙契
  三 八犬士の「随一」
  四 造化の功――事の成り行き
  五 造化の原生態
  六 造化の小児
  七 造化と人
第三章 君子の戯言――『八犬伝』の発端
  一 玉梓と金碗八郎
  二 八房犬
  三 君子と戯言
  四 妙椿
  五 語偸
第四章 故旧を求める人々
  一 旧知への信義
  二 背景の倫理
  三 報恩と配慮
  四 小説の意義
  五 心を師とする恣意
  六 恣意から独創へ
第五章 身と心
  一 身体の代理物
  二 親の遺体
  三 寛の一字
  四 荊棘と平坦
  五 迂遠の道
  六 見える心
  七 行為論
第六章 勧懲の主人公
  一 主人公の語義
  二 『八犬伝』の主人公
  三 『八犬伝』の勧善懲悪
  四 勧懲の意義
  五 勧懲と教訓
  六 勧懲拾遺
第七章 名詮自性と拆字――思想と遊び
  一 登場人物の名前
  二 名詮自性と拆字
  三 『八犬伝』の拆字
  四 馬琴以前
  五 中国の拆字
第八章 『八犬伝』の自注
  一 同工異趣
  二 倚伏
  三 湊合
あとがき
索引

Copyright 1999 PERIKANSHA Publishing Inc. All rights reserved.